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2016年07月16日

「誓海寺での学童集団疎開の証言」を聞く会を開催

 先日、7月11日(月)午後2時より内日角誓海寺本堂に於いて

 内•誓海寺老人クラブ福寿会壮誓会北國新聞社などが協賛し「学童集団疎開の証言」を聞く会を開催した。

 昭和19年9月〜20月まで、学童集団疎開で40人が誓海寺に過した、 当時、大阪市南都 島(みなみみやこじま)国民学校6年生の野村捷久さん(横須賀市在住84歳)をお迎えし、「学童集団疎開という言葉すら忘れかけている時、野村さんを知る区民90人が、旧友を歓迎するととも に、往時を聞き入った

時あたかも、NHKの朝ドラ「とと姉さんJさながら、日本の歴史上で初めて負けた戦 争の状況下で、「戦争がいつ終わるのか「終わったらどうなるのか」の思いと、親元を離 れ、ひもじさを体験した時に、内日角の皆さんの温かい人情に支えられ、内日角が第ニの ふるさととして、「終生忘れることが出来ない」と野村さんが語られた。

 特に、登校する雪道で下駄の鼻緒が切れた時、近所のお母さんに直していただいたこと。 お正月に分宿した折、お正月料理を味わったこと。

 さらに地元の青年団が演芸会を開いた祭に「ふ るさと」の童謡を教えられたことなどを話されるともに、懇親会では、お世話した関係者 の遣族や、交流を続けている人々と親しく対話する場面をあった。

 また、講演に先立ち、野村さん夫妻が、当時の恩師(103歳)を、入院先の金沢の病 院に見舞われ、対面される場面があり、野村さんの人柄を終始映しだし、感動する講演会と なった。
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投稿者:公民館03at 06:07| 内日角区love