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2015年07月08日

「ご法話と紙芝居の心のコラボ」を誓海寺で

 内日角老人クラブ福寿会は7月7日の午後、改築1年を経過した誓海寺本堂で会員60人が、法話「人の心はひとつ、仏の心はふたつ」を誓海寺住職 醒井秀和住職から聴聞した。 
 とかく人は「良い人、悪い人」と分別する。自分の思いと同じ人を良い人とする。しかし思いがほんとうに正しいかをただす必要がある。仏の智慧などの聴聞が必要と聞く。 
 紙芝居は、旧宇ノ気町ボランテアグループ「円」の方々によって、藩政時代に内日角と金沢の須崎を結ぶ、駄賃舟が行きかっていた時の荷方衆の心意気、喜び、悲しみ、ロマン加えて念仏することを、演題「おつゆと清助」の民話で理解した。
 この民話は内日角在住で福寿会員の高平宥子さん(89才)が民話発掘に、吉田正樹さん(86才)挿画制作に尽力されたもの。 なお、誓海寺の「阿弥陀如来像」が河北潟から上がったことがしられており、また、荷方衆が、明治31年七尾線の開通とともに、職を失い、ニシン漁に涌く北海道の小樽港に移住し、大成したことから、明治40年に誓海寺の須弥壇(木像を安置する場所)を寄付されたことを再確認した。

15福寿会法話01

15福寿会法話02

15福寿会法話03

投稿者:公民館03at 10:04| 内日角区love