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2013年07月26日

内日角伝統行事「虫送り」を行って

 今から150年前の内日角の古文書に
「虫オオき成り、羽付き候時はタイマツ明かり、
笛太鼓にて送り候らへば多くたへ申し事」
と記されており、当時から虫送りは稲の害
虫を駆除する内日角地区の共同祈願行事で
あったことを物語ってる。

 平成25.7.20(土)午後7時30分より
伝統芸能保存会の太鼓、笛の響きとともに
子松明に火を子供たちが、つぎからつぎと
大松明に点火し、大松明の炎は次第に大き
くなり、周りを煙とともに明るく照らし、
若者たちが振り松明に火をつけて、振り回
しながら大松明に投げ込んで行きました。
子供たちが点火した子松明は30本用意し、
二人掛かりで子供たちは大松明に点火して
行った。
 8時半頃には大松明の櫓は崩れ落ち虫送
りの終焉を迎えた。
 年々稲わら、麦わらの確保が難しくなっ
て行く中で青壮年団の皆様の努力によって、
今年は伝統を消さないために区の総意で
継続いたしましょう、お願いします
            内日角公民館
             館長 高鳥毛 弘
20130720虫送り01

 

 

 

 

 

投稿者:uchihisumi04at 13:20| 内日角区