2012年08月01日
「還地」名称の由来
農地・水・環境保全向上対策;内日角還地保全隊の
「還地」という名称の由来について
還地(奉還地)とは
古くは藩政時代に遡ること「還地」とは、内日角の村民にとって、
開墾という集落民の共同作業により河北潟周辺の葦原を
水田にまた雑木林やアカシア林の砂山を畑地に、造成し
た集落の共有地のことを表現しているものである。
また、古地図には奉還地と明記されており、いわゆる不
毛の土地を耕地に造り替え、集落に奉り還す意味からこ
の語彙ができたものと思われる。
また、古くから集落民に非常に親しみのある言葉であり、現代流
に、ニューフロンティヤ・スプリット(一時代前のアメリカ西部開拓精
神)の一脈に通じるものと思われます。
この「還地」における開墾魂は、換言すれば、自然と人と社会が
共生するという、農業だけでなく一般社会にも通じるように
思えてなりません。
※ 参照「還地」内日角の内日角圃場整備実行委員会
「農の広場」を見る「平成6年刊行」より
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投稿者:uchihisumi05at 15:34| 内日角区love